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寝ている女性

睡眠は人間にとって非常に重要で適切な睡眠をとることは健康な体のためには必要不可欠です。
しかし、現在の社会では夜も活動している人が多くいることや夜でも楽しめる娯楽が充実していることなどが元になり寝ようとしても眠れないという悩みを抱える人が大勢います。
眠るためには色々な方法があるとされていますが、眠れない時にはどのように過ごすと眠れないという悩みが解決するのかについて考えてみましょう。

眠れない時「羊を数える」の根拠とは

眠れない時の対策として多くの人があげる物のひとつに、羊の数を数えるという方法があります。
これは羊が一匹、羊が二匹と順番に羊の数を増やして数えていく方法ですが、どうして羊の数を数えると眠たくなるという話ができたのでしょう。
この方法は日本に昔からある方法ではなく、元々は英語圏の国の習慣だったようです。

英語で羊のことはシープと言いますが、シープという響きが眠気を誘うということで、眠れない時にはシープを数えるという方法ができました。
日本でも子どもを寝かしつける時にしーっと言って寝かしつける人がいますが、それとほぼ同じことを行っているのが羊の数を数えることです。

しーっという響きが何故眠気を誘うかというと、しーっと声を出すことが呼吸の音に似ているからです。
実際に子どもを寝かしつけた経験がある人はわかると思いますが、呼吸をしている音を聞かせているうちに子どもが寝てしまうということはよくあることです。
これは他の人間の呼吸の音を聞いていることで安心して眠れるという本能が人間の体には備わっているからでしょう。

もともと人間は生まれた時には不完全な状態で一人で生きていくことができません。
そのため誰かに守ってもらっているという実感がある時に安心できるという本能があります。
年齢が上がるにつれてそういった本能が薄れて、大人になる頃には一人で眠ることに何の不安も抱かなくなりますが、呼吸の音を聞くと安心するというのは、体のどこかに残っているのでしょう。

そういった意味以外にも小さい頃に大人にシープと繰り返し言ってもらった思い出があるために、それを思い出して安心できるという一面もあるかもしれません。
小さな頃の思い出は体に染みついているので、意識をしなくても小さな頃にかけてもらった言葉を聞くと知らないうちに安心してしまうのでしょう。

もうひとつの根拠は同じことを繰り返しているうちに眠たくなるという作用を利用した方法だということです。
単純作業を繰り返しているうちに、眠たくもないのに眠たくなってしまうという経験は多くの人がしているものです。
同じことを繰り返していると余計なことを考えずに済むので眠れるようになるのでしょう。

羊を数える方法にはこういった根拠があり現在も使用されていますが、どれくらい効果が出るかにはかなり個人差があります。

眠れない時に絶対にしてはいけないこと

眠れない日々が長く続くと健康にも大きな影響が出てきます。
朝になっても起きられないだけでなく、日中に強い眠気があると活発に活動することができません。
そのように寝不足で朝や日中に眠気があるにも関わらず、夜になるとなかなか眠気を感じないということがあります。
これは身体は疲れているのに、なんらかのものが頭を覚醒させてしまっていると考えられます。

こういった時に最も関係が深いと思われるのは、スマホやパソコンのブルーライトです。
ブルーライトはただ見ているだけで脳を覚醒させてしまう働きがあるために、体は疲れていても眠たくならないという現象が起こります。
その結果いつまでも眠たくならないので、寝る時間が遅くなり朝になってもすっきりと起きられなくなります。
眠れない時にしてはいけないことのひとつは、寝る前にスマホやパソコンを見ることです。

ブルーライトの影響以外でもスマホやパソコンからの情報によって脳が覚醒されてしまうことがあります。
刺激的な内容だったり興味のある内容だったりすると、それを見ることで自然と目が冴えてしまい眠気が起こらなくなります。
寝る直前までスマホやパソコンを見ている習慣がある人の場合には、こういった理由で不眠傾向になることがあります。

他に眠る時にしてはいけないことは、熱いお風呂に入ることです。
寝る前にお風呂に入る習慣のある人が多いと思いますが、その際に熱過ぎるお湯につかると交感神経を刺激して、体が活発に動くようになってしまいます。
お湯の温度は自律神経の働きに影響するので、寝る前にお風呂に入る時にはお湯の温度を低めに設定して、副交感神経が優位になるようにすると、眠りやすくなります。

眠れない時によくやってしまうことに寝酒がありますが、寝酒もしてはいけないことです。
お酒を飲むと、その時には眠気が起きますが酔っている状態が覚めた時に睡眠も中断されてしまいます。
夜中に目が覚めてその後に眠れないということになってしまうため寝酒はしないほうが良いでしょう。
また頻繁に寝酒をする習慣がつくとお酒を飲まないと眠れなくなってしまい、お酒の量が徐々に増えてしまうという悪循環になりがちなので、寝酒は止めておきましょう。

眠れない時にしてはいけないことはこれらのことです。もしも、眠れない時があっても避けるように注意しておきましょう。

眠れない時は「寝ない」選択もありです

眠れない状態が続くと寝なくてはいけないという強迫観念が強くなり、それが大きなプレッシャーになる場合もあります。
そうなると眠れないことを気にし過ぎるあまり、余計に眠れないという悪循環が起きて、胃腸の調子が悪くなってしまうこともあります。
布団の中で悩んでいるうちに胃が痛み始め、痛みが気になって眠れないということになると、最悪の場合には一睡もできずに朝を迎えることもあるでしょう。

こういったことを避けるためには気持ちの持ち方も重要です。
寝ないといけないと思いこんでいると、眠れないことが大きな悩みになります。
これを反対の考え方にすると、眠れないことは駄目なことではないと考えることで眠れないことに対する悩みを軽くすることができます。

このように考えて眠れない時には、思い切って寝ないという選択をすることもいいでしょう。
布団の中にいても全く眠れないで悩んでいるくらいだったら、布団から出て何か他のことをしてみます。
他のことをしているうちに眠れないという悩みを徐々に忘れられます。
そのことで精神的にリラックスできるようになると、自然と眠気が出てくることがあるので、それから布団に入るようにするといいでしょう。

何をしても眠れないという時には眠れないという状況を考えないようにして、眠たくなるまで他のことをして過ごし無理に寝ようとしない選択もできます。
朝まで眠れなかったとしても、そのまま一日を過ごしてみましょう。
そして昼間に眠気が起きた時には、昼寝ができる状況なら少し眠っても大丈夫ですが、横になって眠らないように気をつけます。
横になってしまうと長時間寝てしまう恐れがあり、そうするとまた夜に眠れなくなるので、昼寝は短時間で済ませられるように座った姿勢などで眠るようにします。

そして多少の眠気はあっても夜に眠る時間になるまではそれ以上眠らないようにしておけば、その日の夜にはぐっすりと眠ることができるでしょう。
どうしても毎日同じ時間に眠らないといけないと考えると、それがプレッシャーになってしまうので、たまには眠れない日があってもいいという気分で過ごし、眠れなかった日の次の夜には眠れると思っていれば、精神的に楽になれます。

眠れないのは精神的なことが関係していることもあるので、不必要に眠らなくてはいけないと考え過ぎないようにすることも大切です。

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居眠りする男性

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